- 2008年09月25日の旧エントリから転載・改編
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【ウィーン(オーストリア)】★★★★★
言わずと知れた音楽の都.夜になれば街の至る所で演奏会や公演が開催され,街は音楽で満たされる.又,ハプスブルク王朝帝都としての歴史を今に残し,建築,文化,宗教など様々な面で街は刺激に満ちている.総合的にはベルンより勿論優秀.ただ,それは規模的なものによる評価であって,マイナス要素が見当たらないベルンとは裏腹に,文化的に深い反面でマイナス要素も少なからず見え隠れする.その辺は,良くも悪くも京都の現在と似たり寄ったり.
それでも,京都より断然良い.もしも欧州に住む機会があるとすれば,現実的に一番可能性があるのはウィーンかも知れない.都市的機能,職の多彩性,学術性などなどを踏まえての話.因みに,研究室の先輩がウィーンの大学で講師をしているのも嬉しいコネ.街も今回旅した都市の中では一番広く,細かい所を観ようとすればそれこそ京都と同じで住まなければ難しいだろう.
尚,ウィーンでは丸々三日弱散策する時間があり,交通の関係から同じ場所を何度も利用したりもしている.詳しい話は中に入った段階で書いている.
- ワーグナー住居
- レオポルト・ミュージアム(ミュージアム・クォーター・ウィーン)
- 近代美術館(ミュージアム・クォーター・ウィーン)
レオポルト・ミュージアムの官能的な名画の数々は一見の価値あり.ウィーン美術アカデミーを巣立った新時代の芸術家たちは,同じ官能的なモチーフを描いていてもそのタッチや画風が面白いほど違って,いい勉強になった.
- ホーフブルク(新王宮)
- エフェソス博物館
- 古楽器博物館
- 中世武器博物館
- 国立劇場
- 最高裁判所
- アウエルスペルク宮殿
- レジデンツ・オーケストラ
- ホーアーマルクトのローマ遺跡
- アンカー時計
- ルプレヒト教会
- マリア・アム・ゲシュターデ教会
- ショッテン修道院
- クンストフォールム
- フェステル宮殿
- アム・ホーフ教会
- 時計博物館
- エンゲル薬局
- シュテファン寺院
- 鉄の杖
- ペーター教会
- ペスト記念碑(三位一体記念碑)
- ロースハウス
- ミヒャエル広場
- ミヒャエル門
- ローマ旧跡
- マリア・テレジア広場
- 自然史博物館
パンフをくれたお婆さんはこの偶像について一言,「Do you know him?」.この辺りもオシャレ.色々話を聞いて来た.非常に広く,観るだけで相当時間が必要.両生類辺りのコレクションはあまりに充実し過ぎていて,苦手な自分はふるえながら見て回った.
- 国会議事堂
- 市庁舎
- 市庁舎広場
- ウィーン大学
- ノーベル賞記念碑
- ゲーデル記念像
- シュレーディンガー記念像
- ボルツマン記念像
- ドップラー記念像
- ハイエク記念像
- 欧州天文学会
中央にSchrödinger.カッコ良過ぎる!しかも,そのSchrödingerの前には,透明の「?」の板が.これは,次なるノーベル賞受賞者のためのもの.この辺りもとてもセンスがいい.最後に書くように,ウィーンのやり方はどこかオシャレだ.
中庭には先人達の記念像が数十体並ぶ.この日ウィーン大学では欧州天文学会が開催されており,個人的に思い入れのある超有名人にまさかの遭遇.中庭がポスターセッションの会場となっていて,Hayekの像などは見事に隠れていたが,Schrödingerの像は学者さん達の気遣いあって微妙に除けられていた.Einsteinの泉でツーショットを撮り逃したので,Schrödingerとツーショットを撮って来た.写真を撮って貰ったおじさんもひょっとすると有名人かも.ETHでのEinsteinと違って,Schrödingerの功績に見合うだけの愛が感じられて良かった.
- ベルゼ(証券取引所)
- 日本領事館
- 産業技術博物館
- シェーンブルン宮殿
- シェーンブルン宮殿
- プライベート・ガーデン
- グロリエッテ
- 迷宮庭園
- アウガルテン
- アウガルテン宮殿
- アウガルテン磁器工房
- アンブロシ美術館
- ウィーン中央墓地
- モーツァルト記念碑
- ベートーベン墓
- シューベルト墓
- シュトラウス(父)墓
- シュトラウス(子)墓
- ボルツマン墓
- ザンクト・マルクス墓地
- モーツァルト墓
- アカデミックギムナジウム
- ウィーンフィルムフェスティバル(市庁舎)
この日の演目は,ルツェルン祝祭管弦楽団の2003年公演.前日の生のオケを聞いていなかったらこれでも物凄いインパクトがあっただろう.
- 内務省
- 首相官邸
- ミノリテン教会
- フォルクス広場
- ブルク劇場
- ヴォティーフ教会
- ホーフブルク(旧王宮)
- 皇帝の部屋
- シシイ・ミュージアム
- 宮廷コレクション展示室
- ホーフブルク(スイス宮)
- 王宮礼拝堂
- 王宮博物館
- アウグスティーナー教会
- ゲーテ像
- 美術史博物館
Vermeerのほかにも非常に見所が多く,規模的には恐らくミュンヘンのノイエ&アルテ・ピナコテークの方がやや大きい位だと思われるが,ミュンヘンに続いてRubensやBrueghelのコレクションは非常に多く,又,ミュンヘンで観られなかったイタリア絵画も多く揃っていた.この辺がじっくり見られたのも良し.Raffaelloの「ベルヴェデーレ聖母」なども有名.Brueghelの滑稽な時代画は面白かった.昔,世界史で散々Brueghelの絵は見せられた記憶があるけれど,あれはあれで歴史的に面白い.
ただし,諸事情で美術館の目玉の一つとなっているRembrandtやBrueghel Jr.の作品の一部は観られず.実はその事情はあらかじめ分かっていて,今,日本で「ウィーン美術史美術館展」が開催されているからだ.来年の1月には神戸に来るので,その時に観れば良いと思っていた.
ところで,Vermeerの「絵画芸術の寓意」は東京で今開催されているVermeer展に出品予定だったのが急遽取り消しになったことでも話題になった.「作品保護の為」とされていたので,最悪,観られないかも知れないとは思っていたのだが,無事観られて一安心.要するに本音は,「これ以上日本の美術展に目玉を出品出来るか」ってことなのだと思う.
- カールス広場
- カールス教会
- 楽友会館
- ベルヴェデーレ宮殿
- ベルヴェデーレ上宮
- 19・20世紀絵画館
- ベルヴェデーレ下宮
- バロック美術館
- シラー広場
- シラー像
- フランツ・ヴェルフェルの記念碑
- 造形美術アカデミー
- オペラ座
- 内部見学ツアー
- オペラ座ミュージアム
- 映画博物館
- ホーフブルク(旧王宮)
- アルベルティーナ宮殿
- ゴッホ特別展
- ピカソ・モネコレクション
- 戦争とファシズムへの戒めの記念碑
- 国立図書館
- カプツィーナ教会
- 大蔵省
- 青い鯛の家
- ハウス・デア・ムジーク
- 市立公園
- クアサロン
- ヨハン・シュトラウス像
- シューベルト像
- 造幣局
- オペラ座公演
演目は,Verdiの「運命の力」.立見席ではない席では,椅子に電子掲示板で英独の字幕が流れるので劇の内容がよく分かる仕組みになっているが,最安の立見席なので内容はほとんど飲み込めず.それでも,オケとは違った迫力にすっかり魅了された.オペラに関しては予習不足だったが,初めてのオペラが本場の本場というのは少し贅沢過ぎたかも.でも値段はスイスのコーヒー一杯より安い.
以上,ウィーンのまとめ.サブ項目は太字にしていないが,サブで書いてある博物館や美術館も大概は入館している.こうした拝観料はウィーンが抜群に高く,一般料金では1000円未満で入れる場所がほとんどない.
今回,ウィーンで入った宮殿や美術館などを全て一般料金で入ろうとすると,正確に計算はしていないが多分50000円は軽く超えると思う.それが,学生料金だと半額程度に収まっているのだからこの差は大きい.実際,今回の旅は拝観料に宿泊費の3倍~4倍くらい費やしているが,これらを全て一般料金で払うと悲惨な数値が弾き出されるはず.因みに,学生優待が無かったところは全日程を通して5か所くらいだったと思う.欧州は学生を「学」生としてキチンと見てくれているという事だ.
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【雑談】
ウィーンの至る所で,オシャレな文句が目に付いた.上に幾つか書いた例はもちろん,例えば,工事中の看板にしても「新時代のウィーン建設中」とか,王宮の博物館のポスターにしても「申し訳ありませんが我が博物館は皇帝は揃えておりません.あるのは王家の宝石だけです.」とか.市からの掲示板でも,「外に出ない日を休日とは呼びません!」とか.逐一,キャッチフレーズが上手いんだよなぁ.この辺りに,ウィーンという街の色を感じる事が出来た気がする.


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