- 2008年09月21日の旧エントリから転載・改編
------------------------------
【ドナウ川紀行(ドイツ)】★★★★
物凄く地味な地域.美しいイメージとは裏腹に泥沼のような濁ったドナウ川.川を離れて田舎町を訪れて行くと大きな古城が沢山残っていたりするけれども,残念ながら時間の関係で却下.チューリヒからトゥットリンゲンまで直行し,そこからジグマリンゲンを経てウルムに下る.一時的に雨がやみ,薄暗い,ある意味欧州らしい不気味な森の合間を,ドナウ川に沿って鉄道で切り分けていく風景は趣があった.ドナウ川上流は悪天候の方が雰囲気が出るかも.
残念ながら,資料が乏しくライン川のように史跡を確認したわけではないが,時折,山の斜面に沿って古城や要塞が残されていたのも良かった.
- ジグマリンゲン城
------------------------------
【ウルム(ドイツ)】★★★
Einsteinの故郷.ただし,1歳の時には家族でミュンヘンに移ってしまったので,Einsteinの生活の残り香はなかった.ほどんど隔離された田舎の集落を想像していたのとは裏腹に,なかなかの都会で生活はしやすそうだったが,旅行客から見たら面白みに欠ける.ただ,街の中心に立つウルム大聖堂はケルンを凌ぐ世界最高の高さの塔を持ち,この街の秩序を頑なに守っているような迫力があった.街自体はEinsteinの故郷である事を売りにしていて,彼方此方でEinsteinグッズがお土産用に並ぶ.欲しい物が沢山あったけれども,先が長いのでやっぱり泣く泣く断念.
- アインシュタイン生家跡
- アインシュタイン記念碑
- ウルム大聖堂
- ミュンスター広場
- ウルム博物館
- 市庁舎
- アインシュタインの泉
- ウルムメッセ
- 鵞鳥の塔
- 鷲の砦
- ローマ帝国国境城壁
- 新市庁舎
- ザンクトヨハン教会
- メッツガー塔
- 漁師・職人街
- 薬剤師庭園
------------------------------
【アーレン(ドイツ)】★★★
乗り換えの合間に立ち寄った街.実は,ウルムからレーゲンスブルクに掛けてはローマ帝国の国境城壁が世界遺産に指定されており,その代表的な博物館がこの街にある.ただ,時間の関係でそこまでは見られず.
- ローマ帝国国境城壁
------------------------------
【ニュルンベルク(ドイツ)】★★★★★
街並みという点では,ドイツでもベスト.ローテンブルク程ではない(ローテンブルクには訪れていないので一概に比較出来ないが)にしろ,街の中心部は四方八方を城壁で囲まれており,城壁の内部は古い建築や城が多く残る.区画も昔ながらのもので,乗用車も比較的少なく,いい雰囲気の街だった.街の中心部には大きな教会が幾つも連なっており,宗教的な面での歴史の深さも感じさせる.博物館も充実しており,小さい街ながらもドイツではベルリンに次いで二番手で良かった街.
- ケーニヒス門
- 職人広場
- マリエン門
- ローレンツ広場
- 聖ローレンツ教会
- カタリーネン教会跡
- ヒュブナーズ門
- ヴェーダー門
- フラウエン教会
- 中央広場
- 美しの泉
- 旧市庁舎
- 市立博物館
- 聖ゼーバルドゥス教会
- マックス門
- カイザーブルク
- ティアゲルトナー門
- アルブレヒト・デューラー・ハウス
- ヴァイスゲルバー小路
- おもちゃ博物館
- マックス橋
- ヘンカーシュテーク
- ヤコブ教会
- ヤコブ広場
- ゲルマン民族国立博物館
- フェルベール門
- カルトケザー門
- オペラハウス
------------------------------
【レーゲンスブルク(ドイツ)】★★★★
旧市街は世界遺産にも指定されている.確かに美しいけれども,個人的にはニュルンベルクの中心街の方が良かった.要するに,世界遺産で若干とはいえ観光地化されているのが惜しい.ただ,この街を訪れたのは世界遺産の旧市街が目的ではなくて,Keplerを訪ねてのこと.Einstein,Schrödinger,Heisenberg,Pauliという現代物理学の四天王は勿論だが,多分この4人より更に天才だったであろうNewton以前のKeplerを忘れないところが我ながら偉い.残念ながら,Keplerの家は土日のみの見学なので,平日に訪れた自分は中には入れなかった.
- 新市庁舎
- 市立歴史博物館
- シュヴァーネン広場
- 旧礼拝堂
- 旧穀物広場
- 大聖堂
- 大聖堂広場
- 旧市庁舎
- 帝国議会博物館
- 市庁舎広場
- ハイド広場
- 石橋
- ケプラー記念館
- ケプラー通り
- ドミニコ会修道士教会
- 聖カシアン教会
- 聖エメラム広場
- 聖エメラム教会
- トゥルン・ウント・タクシス城
- ローマ帝国国境城壁
残るはミュンヘン,ザルツブルク,ウィーン.今回まで少なめだった,美術,音楽関係はこの後がオンパレード.ウィーンは量が膨大なので,旅のまとめにはあと2回くらい必要.
------------------------------
【雑談】
ウルムで泊まったホテルはペンション的な小さな安いホテル.ユースやホステルが無かったわけではなかったのだけれど,少し遠い場所にあったのと,一泊くらいはホテルに泊まろうと思っていたからホテルに宿泊した.シャワーとトイレは共用だったけれど,ユースに比べれば圧倒的に綺麗で清潔で,オーナーのおばさんとも色々話をして来た.
宿泊関係では色々驚いた点もあるのだけれど,このウルムで驚いたことには,宿泊の際に名前も住所も身分証明も要らず,泊まりたい旨を話したら何の疑いも無しに鍵を渡してくれたのだった.支払は翌日の朝と来た.
むしろこちらがたじたじしてしまう.治安がいい訳だ.因みにホテルはウルム大聖堂の隣にあって,部屋の窓からは大聖堂が仰げる.ウルム大聖堂が世界遺産にでもなったら(ポテンシャルとしては十分だと思う),こういうホテルにもマナーの悪いアジアンが大量に押し掛けるのかと思うと,少し不安が残った.


0 comments:
コメントを投稿