『ONE PIECE』の劇場版最新作.今年は尾田栄一郎が初の総指揮,しかも何やら面白そうなにおいが週刊連載の方でプンプンただよい,極めつけに先着150万人限定で「単行本0巻」が貰える.これは行かないわけにはいかないと,公開初日の朝一番で観てきた.『ONE PIECE』映画を劇場で観るのは初めて.映画館では空席も目立ってはいたが,東京で観た知り合いの中には当日並んでも観られなかったという人も.東京と関西で相変わらずサブカルの温度差が凄いが,今回はそれに助けられた.さて…….
今年のワースト映画の一角に決定.
最近の原作とのリンクから,政治色たっぷりのアダルトな内容を期待していたのに,今までの映画と変わらないじゃん.むしろ,前の映画の方が面白いのあったよね.自分が『ONE PIECE』に期待しているのは戦闘シーンや細かいギャグなんかじゃなくて,世界史や政治に対する隠れた皮肉と,夢や希望に対する痛烈なメッセージだったりする部分が大きいので,勧善懲悪,お涙ちょうだいのお子様ストーリーには正直ガッカリさせられた.むしろ,原作の方の尾田栄一郎の意図も買いかぶり過ぎているんじゃないかと思わされたくらい.
期待しすぎたかな.例年の映画と同じノリで観に行ったらそこそこ楽しめたんだろうけれど.一方で,この映画に対する絶賛の声が大き過ぎるのもちょっと心配.なぜなら,ジャンプ編集部は読者のニーズに安直に応えてしまうから.原作の方まで軌道がずれてしまわないことを願う.
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あらためて,『名探偵コナン』の劇場版のスペックの高さに感心させられた.


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