ある新社会人の女性が,近所に住むおばあさんと,絆を深めていくストーリー.といっても,よくありそうなお決まりの展開というわけでもなく,そこそこいい意味で期待は裏切られる.タイトルから思い描いていたイメージがストーリー序盤で突然崩れ,そこからやっぱり当初のイメージに少しずつ軌道修正していくような感じ.読み終わったあとは,どことなく心温まる.余談として,今一番欲しいものはキッチンだけれど(事情で今の住居にはキッチンがない),次はガーデニングの出来る庭が欲しくなった.
ただ,文がところどころ読みにくい(自分が言えた義理ではないけれど).特に,会話文の書法が滅茶苦茶で,カッコの中でも平気で改行が続くし,時々誰の台詞なのかこんがらがるような書き方も多かった.文章そのものが上手いわけではないように思うし,話の展開にもいわゆる文学的な高尚さはあまり無いので,頭には残るものが少ないかも知れない.



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