アバター ブルーレイ&DVDセット [初回生産限定] [Blu-ray]
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20世紀フォックス (2010-04-23)
売り上げランキング: 5
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アカデミー賞にからんで何かと話題の多かった「Avatar」.公開が長引いたせいもあって,BD&DVD化が早かった.3D時代の幕開けとして映画館で観るべきだったし,観る時間もあったのだが,実は3D映像を劇場で観て酔わなかった経験がいままで一度もないので,敬遠してしまっており,ここに来てようやく鑑賞.
映像技術に関してはスゴい.これだけ精巧な作りであれば,10年20年くらい前から流行り始めた安っぽい3Dとは違って,臨場感を楽しめるに違いない.技術屋のハシクレとしては,製作の過程も興味があるところ.
だが,基本的に実写映画におけるCGに対してアンチな自分にとっては,この手の映像技術は映画の良しあしにまったく影響しない.技術大作という偏見を抜きにしてみたら,ストーリー自体は相当コテコテだったりする.
人類が進出した新惑星における,資源をめぐる原住民との戦いを描いた作品であるが,「ONE PIECE」と「もののけ姫」からをエッセンスをレンタルしたようなストーリー.コンセプトの深さも描き方も,ワンピやジブリの方が断然うえだと思う.実際,アニメやゲームでSF肥えした日本での反応は賛否両論のようで,予想を裏切らない展開に失望の声も多かったそうだ.
ただし,だからと言ってつまらないかと言われればそうでもなくて,予想は裏切らないけれども期待も裏切らない.それこそ,個人的にはCG技術なんかよりも大事なシーンの魅せ方の巧さが好印象で,先行きの見える展開を絶妙な時刻にじっくり味わわせてくれるから,何というか,推理小説で自分の推理が当たっていたときのような爽快感すら感じられそうな心地よさはある.ラストにかけての展開はやや陳腐だったかなという気がしないでもないが,「自分ならこうする」という視点で観るといろいろ勉強になる作品だった.
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