2010/04/23

モーリス・ユトリロ展―パリを愛した孤独な画家

 合宿から帰った翌日は平日の振替休日だったので,家から歩いて新宿の損ジャ美術館へ.特に興味があったわけではないし,そもそもMaurice Utrilloなんて画家は聞いたことも無かったのだが,電車の中で散々広告を目にしていたので気まぐれに出掛けてみた.

 気まぐれでのぞいた美術展では大抵大発見があるのだが,今回の美術展については可もなく不可もなくといったところ.初期の独創的な筆遣いと,パリの代名詞にもなりそうな一貫してオシャレな色彩センスは良かったが,モチーフや後期の画風はやや単調で,何時間も観ていたくなるような絵には出逢えなかった.一枚だけ,強烈な色彩の気になる絵があったので,絵葉書を買って来た.

 この日は見事に晴れ渡っていて,建設中のスカイツリーから六本木ヒルズ,更にはレインボーブリッジや幕張メッセまで,東京近郊を遠くまで見渡せた32Fの美術館ラウンジの風景が,良くも悪くも一番印象的だったかも知れない.

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