バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 3 [DVD]
posted with amazlet at 10.01.12
ジェネオン・ユニバーサル (2009-07-08)
売り上げランキング: 255
売り上げランキング: 255
自分が「Clint Eastwood」という名前を知ったのはこの作品が初めて.最初に見たときは小学生も低学年だったと思うのでそのオマージュも全く分からなかったが,父が西部劇が好きだった(?)ので昔これこれこういう映画があって,という話はしてもらった記憶がある.「Dirty Harry」シリーズもだいぶ昔に父から教えて貰ったものだし,案外,父もEastwoodが結構好きだったんじゃないかと思う.
さて,舞台は西部1885年.この作品で主人公マーティが自分の素姓を隠すために名乗った名前が「Clint Eastwood」.“過去”の1955年を出発するとき既にその伏線は張られているのだが,Sergio Leone監督のドル箱三部作を見てからいっそうその辺の深みがわかって,思わず観直してしまったほど.
改めて観て一番おおっと思うのはポンチョの下に鉄板を仕込んだタネンとの決闘シーン.Part IIでも登場していたEastwoodの「Per un pugno di dollari(荒野の用心棒)」のオマージュで,マーティの偽名がいっそう映える.現代に戻って英雄となったEastwoodの名前も面白い.
それ以外にも,「Dirty Haryy」や「Taxi Driver」のオマージュも組み込まれているようで(これは最近知ったもので「Taxi Driver」を観たときには気付かなかった),映画ファンを喜ばせる小ネタがふんだんに盛り込まれている.こういう小ネタに逐一ニヤニヤ出来るくらいのファンにはなりたいものだ.
Part IIで伏線の張られていたビフの祖先ビュフォード・タネンのノータリンなキャラクターも一族の中でも際立って立っているし(現代でビフが生きているのは既にタネンが父親だったためかあるいは直系の祖先ではないのか),クララとの掛け合いも新鮮味があって悪くない.
過去2作品とは違って,SF色はすっかり色あせている作品だが,西部劇らしい面白さをコミカルに描いていてとてもいい.昔はPart IIの方が好きだったけれども,今では完全にこちらの方が好きだ.「Back to the Future」でも面白いけれども,三本ちゃんと観てみるとSF色がPart IIで,ドラマ色がPart IIIで補完されていて,全体的には結構バランスもよくなっているんじゃないだろうか.
強いていえば,ラストシーンのドクの台詞はじめ,台詞がやや臭すぎる感がしないでもないが,1990年前後の作品としてはこれくらいがちょうどいいのかも知れない.
![バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 3 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51B1DFThWnL._SL160_.jpg)


0 comments:
コメントを投稿