TSUTAYAの100選を眺めていた時,昔ひとにすすめられたのを思い出して観た一作.……英語耳を鍛えるのを目的の一つに始めた洋画鑑賞だったのだが,フランス映画だったのは想定外だった(笑).そんな訳で,語学ではなく単純に娯楽で鑑賞.
邦題「アメリ」.ほんわか幸せと元気を貰える映画だった.度の過ぎたいたずらも,フィクションだからこそクスリと笑えるライン.自分の女々しい性格を絶妙に突くキャラクターや世界観も心地良かった.何より,アングルや配色のセンスがいかにもアーティスティックでハイセンス.
それだけに,脚本や構成にも文学的なセンスが欲しかったトコロ.逐一ナレーションで語られてしまうコンテクストとか,あからさま過ぎる絵画との対比とか,自分なら全く違った魅せ方をするんじゃないかなといった感じはした.だからと言って具体的な魅せ方を思いついた訳でもないので偉そうな事は言えないのだけれど,案外,気が向いたら喫茶店で珈琲片手に練ってみたい素材の一つではあるかも知れない.作品のコンセプトや世界観はそのままに,もう少し隠喩的に観る側のゆとりを広げたらもっと幸せになれそう.
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